子供の乳歯・永久歯の生え方がおかしい・
歯並び(斜め、八の字、
ガタガタ)が
悪い原因と治療

子供の歯の生え方が
気になってきた…

子供の歯の生え方が気になってきた…歯並びの乱れには様々な種類があり、主なものとして叢生、出っ歯、受け口などが挙げられます。こうした歯並びの乱れは毎日のブラッシングを阻害して、将来的に虫歯・歯周病の原因となる場合があります。また、歯並びの乱れがコンプレックスの原因となり、お子さんの心の負担となる場合がありますので、「子供の歯並びが気になる」という場合には、一度しげなが歯科・矯正歯科へご相談ください。

子供の歯並びが悪くなる
原因は?
生活習慣や癖が
関係してる?

お子さんの歯並びの乱れは遺伝的要因だけでなく、毎日の生活習慣やお口まわりの癖などが関係している場合があります。

指しゃぶり

3歳を過ぎても指しゃぶりを続けている場合、歯並びに悪影響を及ぼす恐れがあります。指しゃぶりを続けることで、出っ歯の原因となる恐れがありますので、できれば4歳までにはやめさせるようにしましょう。

爪を噛む

爪を噛む癖があると口の動きは不自然になり、歯並びの乱れや顎関節症の原因となる場合があります。

頬杖をつく

頬杖をつく癖があると、頬杖をつく側の顎に過度な負担がかかり、それにより歯並びの問題が引き起こされることがあります。

口呼吸

口呼吸を続けると、お口まわりの筋肉が十分に発達せず、歯並びに悪影響をおよぼす場合があります。

片側でものを噛む

いつも同じ側の歯でものを噛む癖があると、歯並びや顎の骨の歪みを引き起こす恐れがあります。

子供の歯並びは
遺伝の影響もある?

子供の歯並びは遺伝の影響もある?親の歯並びが悪いからといって、それがそのまま遺伝するわけではありませんが、歯の大きさや顎の大きさは遺伝しますので、親の歯並びが悪い場合、子供の歯並びも悪くなる可能性が高いと言えます。
こうした遺伝的要因が歯並びの悪さに与える影響は80%程度で、残り20%は後天的な要因(生活習慣や癖など)と言われています。

子供の歯が斜め、少し外向きにハの字に生えている

乳歯

乳歯が斜め、また少し外向きに「ハの字」に生えることは珍しくなく、多くの場合、成長するにつれて改善されていきます。

永久歯

乳歯では基本的に問題はないものの、永久歯で同じようなことが起こっている場合には注意が必要です。
自然に改善されず、矯正治療が必要になる可能性があります。

子供の歯が
ガタガタに生えている

乳歯

乳歯がガタガタに生えている(叢生)の場合、できるだけお早めに当院へご相談ください。
放っておいても改善されることはまずなく、永久歯への生え変わりのタイミングで状態が悪化する恐れがあります。

永久歯

永久歯がガタガタに生えている場合、主な原因としてスペース不足が考えられますので、顎の成長発育を正しい方向に導いて、改善をはかります。

矯正治療が必要な歯並び

叢生(歯がガタガタに生えている)

叢生(歯がガタガタに生えている)歯がガタガタに生えている状態を「叢生(そうせい)」と言い、主に顎が小さく、歯が正しく並ぶためのスペースが確保できないことで起こります。
見た目の問題だけでなく、噛み合わせや発音などで悪影響を及ぼし、ブラッシングがしづらいので虫歯・歯周病のリスクも高まります。

開咬(オープンバイト)

開咬(オープンバイト)奥歯を噛み合わせた時、上下の前歯の間に隙間ができる状態です。舌を前に突き出す癖や、噛み力が弱いことなどが原因で起こります。
口が開きやすくなり、口腔内の乾燥により虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

上顎前突(出っ歯)

上顎前突(出っ歯)上の前歯が下の前歯よりも前突している状態で、遺伝的要因や生活習慣・癖などが原因で生じます。
出っ歯の場合、お子さんが見た目を気にするケースが多く、また腔内が乾燥しやすくなるので、虫歯・歯周病のリスクが高まります。

下顎前突(受け口)

下顎前突(受け口)下顎が上顎よりも前突した状態で、出っ歯同様、こちらもお子さんのコンプレックスの原因となりやすい不正咬合です。
乳歯の時点で受け口が発生するケースもありますが、永久歯に生え変わるタイミングで改善されるケースもあるため、矯正治療が必要かどうか慎重に見極める必要があります。

歯並びが悪くならないための
予防やできること

次のような生活習慣・癖に注意することで、歯並びの乱れが予防できる場合があります。
「どうやってやめさせればいいか、わからない」とお困りでしたら、いつでもお気軽に当院へご相談ください。

鼻呼吸の改善

口呼吸は口腔内を乾燥させて、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、歯並びの乱れの原因となることがあります。
お子さんがいつも口をポカンと開けているような場合、口呼吸をしている可能性がありますので、優しく指摘してやめさせるようにしましょう。

指しゃぶりをやめさせる

4歳以降も指しゃぶりを続けている場合、それが開咬(オープンバイト)などの不正咬合の原因となる恐れがあります。
指しゃぶりをやめさせる時は、叱ったりせず、優しく諭して自然にやめられるようにしてあげましょう。

舌を前に突き出す癖をやめさせる

舌を前に突き出す癖は、上顎前突(出っ歯)や開咬(オープンバイト)の原因となります。
そうした癖がお口にとって良くないことを伝えて、少しずつやめられるようにサポートしてあげましょう。

食事の時、しっかりと噛む

食べ物をよく噛まずに飲み込む癖があると、お口まわりの筋肉が発達せず、顎が小さくなって歯並びの乱れを引き起こす恐れがあります。
よく噛んで食べる癖が身に付けられるように、食事をよく噛まずに食べている時は注意してあげましょう。

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